さてと・・・

shiodome2003-10-28

さて、記念すべき1日目は何にするかなぁ〜と・・・。
で、結論「宣戦布告」にしました。

最近ね、日本映画が少し面白くなってる。
詳しい事は知らないけど、昔は決まった映画監督の映画がほとんどで、新人監督ちゅうか、俗に言う「ルーキー」みたいな人が映画を撮るなんて「もってのほか」ちゅう感じだったんでしょ?(誰に聞いてる?)
近頃「若いルーキー監督」出てるもんね。そいつらがまたいい味出して
たりする。シネコンの時代だから公開のチャンス多いしね。

この「宣戦布告」の監督が「若いルーキー監督」かどうかは分からないけど(ん?いままでの前振りはなあに?)とにかく面白い映画です。


「北の国」から特殊工作部隊が日本に潜り込んで来る。

「北の国」ったって蛍ちゃんや純くんが来る訳じゃないんだから、
これは明らかに「北朝鮮」と言うことだわな。

座礁した潜水艦が発見されたんだけど乗組員がいなくて探した訳。こう云う場合日本では地元警察が管轄するらしい。それがどうも「普通の奴等じゃねーぞ!」って話になって警視庁が乗り出して捕まえようとするのね。なんかアメリカのSWATのパチモノみたいな部隊が出てきて特殊工作部隊の連中を追うんだけど、狙撃許可が出ないのよ。上に聞かないと判断できないちゅう連中が現場を仕切るもんだから、バンバン殺されちゃう。おいおいどーすんだよちゅう中で、誰の責任だ?なんて事をやってる。いよいよ警察では手に負えないって事になって「こりゃもう自衛隊出すしかないでしょ?」という事になるんだけど、これがまた問題。時の内閣は自分たちの責任を回避したいばかりに結論が出ない。クリアしなければならない法律の壁も多い。周辺国に対しての影響もある。しかし、事態はどんどん悪化し時間は残されていない。自衛隊の出動は「有事」なのか?それは「宣戦布告」なのか?そして特殊工作員の目的は・・・・。

なんかね、久しぶりに「ハラハラドキドキ」。そして「う〜んなるほど」みたいな感じですごく楽しめたなぁ。

確かこの映画の公開当時に少し話題になって、試写会に政治家達が大挙したような事をNEWSで見た記憶がある。

その時に石原都知事が「こんなのは昔の事だよ」みたいな事を云ってたのを覚えてる。さすがにタカ派。今じゃ自衛隊なんかすぐ出せるって事かな?

でも、この映画を観て「きっとこんな感じなんだろうなぁ〜」なんて。戦争論をする気なんてさらさら無いけど「はっきりした態度」は必要だよね。とかさ。まぁ色々考えたりね。

しおどめ的評価では85点かな?
日本映画にも頑張って欲しいしね。

そうそう、「KILL BILL」観ました。もう最高!

やっぱタランティーノはやってくれました。その話はまた後日。